2017年08月18日

佐賀新聞に研修の様子が掲載されました。

みなさんこんにちは。
夏になり、あっという間に日々が過ぎていっています。
今年は、なんだか気持ちの落ち着かない日々なのですが、落ち込んでいても仕方がありません。
前を向いて行きたいと思います。

さて、少し前ですが、うれしのバリアフリーツアーセンターさんが主催されて開かれた、「視覚障害を知ろう!」というセミナーがありました。
視覚連の森会長とてんとうむしの南で研修に伺ったのですが、たくさんの方が研修に参加してくださいました。
ツアーセンターの小原会長をはじめ、谷口嬉野市長さん、市議会議員の方々、市役所の職員さんがたが3時間の間、視覚障害についての講義、実技を受けてくださいました。
そのときの様子が、佐賀新聞に掲載されましたので、以下にご紹介します。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/452167

視覚障害セミナー 歩行誘導のこつ学ぶ
2017年08月04日 08時20分

 視覚障害者について知るセミナーが7月28日、嬉野市の嬉野文化センターであった。県視覚障害者団体連合会の森きみ子会長と歩行訓練士の南奈々さんが、移動と情報に制約がかかる視覚障害の困難と、誘導のこつを教えた。

 2人は、人間の情報収集は8~9割が視覚頼りとした上で、「視覚障害者はよく耳が聞こえる」などと言われることについて「皆さんの聴覚が眠っているだけ。私たちが特別というわけじゃない」と強調。視覚障害の原因疾患で最も多い緑内障や強度近視、白内障などについて見え方も含めて紹介した。

 視覚障害者の移動についても詳しく紹介。白杖も長さや重さ、先端の石突きなどで多様な種類があり、人それぞれ好みがあることを伝え、点字ブロックや音響信号も種類と役割に沿う適切な設置を訴えた。

 参加者は森会長をモデルに歩行の誘導を実習。視覚障害者に肘を握ってもらい半歩前を歩く基本の形のほか、「90度右に曲がります」「両側に机があって1メートルくらいの隙間を通ります」などの状況説明が重要なことを学んだ。

 佐賀嬉野バリアフリーツアーセンターが昨年、宿泊施設関係者を対象に開いたものが好評だったことから、誘導に重点を置き広く知ってもらおうと開き、市職員や議員ら約30人が参加した。

県視覚障害者団体連合会の森きみ子会長(左)をモデルに視覚障害者の誘導方法を学ぶ参加者=嬉野市の嬉野文化センター
森会長を手引き誘導している参加者の方

Posted by てんとうむし at 12:09│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。