2019年07月06日

歩きスマホはダメ!!

みなさん、こんにちは。お久しぶりです。
視覚障害者支援部てんとうむしの梅崎です。

東京でとても悲しい出来事があったこと、みなさんご存知ですか?

通勤中の全盲の男性が、点字ブロックの上を歩いていたところ、通行人と正面からぶつかり、白杖が壊れました。杖を拾おうとかがんだところ、男の声で「目が見えないのに1人で歩くな」と言われ、右足を蹴られたそうです。幸い、男性にけがはなかったそうですが、相手はそのまま立ち去ったといいます。

男性は予備の杖を使って職場まで行かれたそうです。

ぶつかった直後、スマートフォンが地面に落ちる音がしたそうで、恐らく相手が『歩きスマホ』をしていたようですね。

こんなことをする人はほんの一部の人でしょうが、本当に心が痛みます。


散らばった杖を拾ってくれた通行人がいたことに男性は感謝の言葉を述べられていました。

世の中には思いやりのある人がきっとたくさんいるはずです。一人でも多くの人がほんの少しでも暮らしやすくなることを願うばかりです。

以下記事の貼り付けです。


「1人で歩くな」 全盲男性、点字ブロックで通行人とぶつかり白杖壊れ、蹴られる 八王子

2019/07/05 20:19毎日新聞
「1人で歩くな」 全盲男性、点字ブロックで通行人とぶつかり白杖壊れ、蹴られる 八王子
 東京都八王子市の京王八王子駅前の路上で今月3日、点字ブロックの上を歩いていた全盲の男性が通行人と正面からぶつかり、白杖(はくじょう)が壊れた。つえを拾おうとかがんだところ、男の声で「目が見えないのに1人で歩くな」と言われ、右足を蹴られたという。けがはなかったが、相手はそのまま立ち去ったという。

 被害に遭ったのはNPO法人「八王子視覚障害者福祉協会」副理事長で市内に住む宮川純さん(41)。3日午前8時ごろ、JR八王子駅前でバスを降り、歩いて職場の福祉事業所に向かう途中だった。予備のつえを使って職場に着くことができた。

 散らばったつえの部品を拾ってくれた通行人が、ぶつかった相手は「20〜30代のサラリーマン風の男」だったと教えてくれたという。宮川さんはぶつかった直後にスマートフォンが落ちたような音を聞いた。毎日新聞の取材に「もし『歩きスマホ』なら絶対にやめてほしい。白杖がなければ外を一歩も歩けない人がいることを分かってほしい。予備のつえで歩いているが、不安でたまらない」と訴え、助けてくれた人や心配して声をかけてくれた人に感謝の気持ちを述べた。

 社会福祉法人「日本盲人会連合」は6月、駅の安全対策として「歩きスマホの禁止」などに取り組むように国土交通省に陳情している。通行人とぶつかって転倒し入院した例もあるという。【安達恒太郎】

https://topics.smt.docomo.ne.jp/topnews/nation/338/0b30ed5909e13815f33b697d940575a8?utm_source=dmenu&utm_medium=hstop&utm_campaign=main_05

Posted by てんとうむし at 18:10│Comments(0)
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