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Posted by さがファンブログ事務局 at

2018年04月09日

R-1ぐらんぷりの情報

みなさん、こんにちは。視覚障害者支援部てんとうむしの南です。
ブログを書くのは久しぶりです。
少し前にブログネームきみこさんから投稿いただいていたR-1ぐらんぷりの情報をアップします。
少し開いてしまったのは、私の仕事が遅いので。。。
ご容赦いただければと思います。

記事ここから




平成30年3月6日に、毎年恒例のお笑いの"ひとり芸日本一"を決定する『R-1ぐらんぷり2018』決勝戦がテレビで生放送され、ファイナリストの中で、ただ一人、漫談で挑んだ、ほぼ全盲の漫談家・濱田祐太郎さんが、優勝。
R-1ぐらんぷり16代目チャンピオンになりました。

過去最多の参加者3795名の頂点に立ち、予選は2か月にも及んだそうです。
濱田祐太郎さんは、よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪所属で28歳、芸歴は5年目。
お笑い芸人の養成で有名なNSC大阪の35期生で、芸人の「ゆりやんレトリイバ-」と同期。
生まれながらに左目は見えず、右目は明るさを感じられる程度(先天性緑内障)という弱視の漫談家で、大阪の「よしもと漫才劇場」を中心に活動されています。
濱田さんは、「漫談で、一人でしゃべることでお客さんを笑かしたい」と思ってやってきたそうです。

当日の服装は、黒いスーツに白シャツ、濃紺ネクタイ、爽やかな黒髪の短髪で、白杖を使い、スタッフの誘導を受けながらステージに登場。
センターマイク1本でしゃべくり倒す漫談スタイルで、盲目というハンディキャップを自らが体験された自虐ネタに昇華して繰り出していました。
司会のお笑い芸人・雨上がり決死隊の二人も「しゃべりが、しっかりしていますね」と評価していました。ブロックを勝ち抜き、決勝戦では、一般投票も含めて圧倒的な得票数を獲得。
落語家の桂文枝師匠は、持ち点のすべてを濱田さんに投票していました。
受賞後は、ネタと同様に濱田さんが視覚障がい者であることをすっかり忘れて、終始笑いが絶えないインタビューになっていました。

漫談の中では、賞金500万円で車のプリウスや3Dテレビを買いたいといったネタを披露していましたが、受賞後は、賞金は堅実に貯金すると話しておられました。
中学までは一般高で過ごし、高校は盲学校に進学したそうです。自ら体験された盲学校ネタ(黒板はあるけどチョークはない、足音だけで人物を当てる生徒がいるなど)も、なるほどなぁと、私は思いました。
「今後はボケの幅をもうちょっと広げていきたい」とも話されていました。
審査委員長の桂文枝さんは、濱田さんに優勝トロフィーを抱くように持たせて「これがトロフィーやで」と話していました。

漫談での優勝は、2010年王者のあべこうじさん以来との事。濱田さんは「僕の個人的な感想としては、視覚障がい者としてR-1優勝したということよりも、漫談家として優勝できたことがうれしい。ネタのジャンルが決まってないピン芸人の大会で、どんなことでもできる中で、しゃべりだけでここまでこれたのが信じられない。」と、話していました。

そして早くも来年の『R-1ぐらんぷり』参加も宣言をしていました。
濱田さんの近年の『R-1ぐらんぷり』結果は、2015年3回戦進出、2016年3回戦進出、2017年準々決勝進出だそうです。


優勝者は4月7日19時から放送の「ENGEIグランドスラム」4時間スペシャルにも出場予定です。今後も、テレビなどでの活躍を期待しています。   
Posted by てんとうむし at 11:46Comments(0)

2018年04月07日

肥前さが幕末維新博「幕末維新記念館」に行こう!

こんにちは、ブログネーム:きみ子です。
久しぶりのボランティア体験の投稿です。
3月31日に平成29年度歩行訓練・点字講習閉講式に伴う「肥前さが幕末維新博ツアー」に、ボランティアとして参加いたしました。
会場の一つ、幕末維新記念館は佐賀県庁の東横近郊の旧市村記念体育館のことで3月17日から開催されていますが、私は、まだ体験していませんでした。

ニュースで見た限りでは、次々と画像が展開され、歴史がテーマ。。。
「画像の状況説明とか、詳しくない歴史物とか大丈夫なのか、私!!」と不安な気持ちで、参加いたしました。

しかし、全く心配は不要で、美術館などによくある音声ガイド機器を予約されていました。場面に応じて様々な説明があっていたようです。
IT化って凄いですね、助かりました。
展示内容は、体験された方のお楽しみで、秘密にしときます。
いやぁ、佐賀って凄いんや、と、きみ子は感動した次第です。
混まない時間帯の方が、音・画像などの迫力が、より楽しめるかもと思いました。

会場前の様子


維新博パンフレット

会場の段差は少なかったのですが、体験物の為、立っている時間が40分近くと長い事、2階行きのエレベータが無いなどが、
ちょっと不便かなと思いました。

又、現場スタッフの方が、白杖を持たれた方などに音声ガイド機器の装着後、私の方を向いて説明されていましたが、いやいやそれは装着された本人様にしないとね、と思いました。
視覚障害者さんは、その人がどの方向を向いてしゃべっているか誰に話しているか、ばっちりお見通しですよ。
私は機器を装着していないので、何のことかわかりませんし。

幕末維新博は来年の1月17日迄開催されますので、機会があれば、また行きたいなと思いました。
会場も、あと2か所が別にあるので、そこの内容も楽しみです。


追加:当日の様子が佐賀新聞に掲載されました。
内容を添付します。

<幕末維新博>視覚障害者ら音声ガイドで魅力体感 パビリオン来場

 肥前さが幕末維新博覧会のメインパビリオン「幕末維新記念館」に3月31日、佐賀県視覚障害者団体連合会の会員ら約40人が来場した。携帯型の音声ガイドの装置を活用しながら館内を巡り、幕末維新期に活躍した県出身者の魅力に触れた。

 同会の歩行訓練・点字講習の一環で企画した。参加者は、それぞれの会場や通路の特徴などを音声ガイドで聞きながら進んだ。迫力あるシアターなどを通じて幕末期の佐賀藩が日本の近代化に貢献した業績や「佐賀の七賢人」を学んだ。

 参加者からは「断片的だった佐賀の歴史の知識がつながって理解が深まった」「先人の素晴らしさが伝わった」との声が上がった。同会の森きみ子会長は「音声ガイドは分かりやすく、説明するタイミングもいい。シアターの音響も工夫されて臨場感があり、楽しく過ごせる」と話した。
  
Posted by てんとうむし at 12:50Comments(0)