2018年08月25日

九州盲女性研修会

九州盲女性研修会に参加しました。
こんにちは。ブログネーム:きみ子です。
8月も、残りわずかになりました。
学生時に、苦手な科目の宿題をせずに追われていた事など懐かしく思う頃です。

さて、九州盲女性研修会佐賀大会が先月7月29日と30日に行われ、
ボランティア参加いたしましたので、少し記載をしたいと思います。
九州盲女性研修会
九州盲女性研修会
パンフレットの写真。イラストは視覚連女性部会員さんの描いた絵


まずは、事前打ち合わせ。M会長、M先生およびボランティア数名で初日の会場の確認をいたしました。場所は、四季彩ホテル千代田館の2階です。
ホテルは床の段差は、ほぼなく、エレベーターも設置されています。
トイレは、この頃は複数回を曲がって入るものが多く、こちらもそのタイプでした。
宿泊のお荷物も想定されるため、混みあった中をご誘導になりそうだとか、座席の狭い中をどう誘導したら安全か、トイレへの誘導はどうすればスムーズか、など確認をいたしました。

当日は、直前に台風の来襲なども心配されましたが、九州各地から佐賀に集まってこられ、ご案内をすることができました。
アナウンスにもありましたが、視覚障害者で作る手作りの会であるとの事、毎年、九州各地で行われているのだと、しみじみいたしました。
研修の一部「人をもてなすときの立ち居振る舞い」では、おもてなしに関する所作や印象に関する講演があり、思わず背筋がピンと伸び、学んだことで、私の動きが少し上品になるのではと大変ためになる内容でした。

二部の「日頃差別を受けたことがありますか?感じたことがありますか?」では各々発表があり、聞いただけで、悲しくて苦しくて涙が出るような講演内容でした。
人権を大切にしようとか、障害者差別防止が叫ばれて効果は表れているようですが、
まだまだ油断はできない。もっと視覚障害のことを皆が理解してほしいと思いました。

二日目は佐賀維新博記念館と佐賀バルーンミュージアムの見学に同行いたしました。
初めに、私がご案内する地区の皆様に「今日担当します佐賀のボランティアのきみ子(仮名)です。ご案内をいたします。近くにいますので、何か困った事があったら教えてください」と、お伝え出来たのですが、このひと声で私も質問を受けてのご案内がしやすくなり、とても良かったです。会場の市村記念体育館の由来もお話ししていたのですが、その事で後の誘導も「あ、ここ体育館だった所ですもんね」などと誘導しやすくなりました。

佐賀維新博記念館は、今年の春頃もボランティアで訪問いたしましたが、その時より
椅子の設置が増えていたり、施設スタッフさんも、より明るい笑顔が増えていたように思いました。展示内容も佐賀に関する事なので、九州各県から来られた皆様には、
佐賀の歴史に触れていただいて喜んで頂けたように思います。県木のクスノキもご誘導する途中に植えてあり、実際に触って、葉っぱの匂いや形を確かめられる方もおられました。
県立図書館や県庁、お濠や郵便局も近くにあり情景等をお伝え出来ました。

次に訪れた、佐賀バルーンミュージアムは、主にお土産の買い物を楽しまれた方が
多かったようです。施設内に様々なお土産があるのですが、「佐賀っぽいものは?」「佐賀限定のグリコ商品はあるの?」など
次々に質問があり、次々にお調べしてお答えしました。
むかし羊羹と通常の羊羹の食感の違いなど、知っている事もお話しできました。
佐賀錦の商品もありました。さすがの伝統工芸品でちょっと値段が高いのと包装でされていると、どのような商品が分かりにくいためご説明いたしました。

その後、閉会となりました。皆様との別れが惜しいような、沖縄大会も見てみたいような、温かい言葉をたくさん頂いて嬉しいボランティアとなりました。

そして。。もう少しご誘導も上手になりたい、佐賀のお土産も、もっと詳しくなりたいな~と、思うきみ子でした。

Posted by てんとうむし at 11:57│Comments(0)
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